150人が本棚に入れています
本棚に追加
エレベーターに乗り5階で下りた俺は『501だ』とこうがに伝え、そのまま足を進め、ドアの鍵を解除してから、ドアを開けた。
「引越しでばかりだから何もないが入ってくれ」
俺の言葉を聞いたこうがが『邪魔する』と行って玄関に入り靴を脱いだ。
「中ドアを開けたら部屋になってるんだ」
ドアを閉め、鍵をロックしてから、靴を脱いでフローリングの部屋へと入る。
「本当になんもねぇな」
「近くにコインランドリーもあるし、コンビニもあるから、早急に揃える気持ちはないんだ。
ところでこうがってどんな漢字を書くんだ?」
ボストンバッグからボールペンを取り出し、レシートを渡すと一緒に渡すと【煌牙】と書いてくれた。
最初のコメントを投稿しよう!