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「なんか習ってたのか?」 「中学の時まで、喧嘩空手を習っていた。まぁ破門になったんだがな」 「ちなみに健太は働いてるのか?」 「いや、一応大学生。 不真面目で適当な方の」 「なら、パソコンは?」 「趣味でハッキングを少し」 「卒業後は、どうするんだ?」 「まだ決めてないから悩んでいる。 祖父ちゃんは、真面目にサラリーマンになれと言うが、俺の生きる道は違う様に思っているんだ」 煌牙なら何も隠さず話せる。 煌牙だから何も隠せずに話せる。 それでも父さんが煌蓮の中村大和だとは言えずにいた。
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