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「俺が煌牙の補佐をしてやる。
だから、迷うな自分の人生を」
健太の言葉を聞いて、強く頷いた俺が居た。
忍星の様に器用に生きれねぇ俺は、ずっと2つの事を同時に出来ねぇと思い込んでいた。
それに、蝶が貴島組を継ぐ事を良しとしていねぇ事も、俺なりに分かっていた。
だから、見えなかった俺の未来。
誰が何を言っても自分の意志を貫くのが重要。
比べるんじゃなくて、良い部分を取り入れ、烏とは違う部分で煌蓮を動かす。
その後、貴島組を継げば良いんだ。
健太と一緒に居ると悩んでいる事自体が馬鹿らしく思えた。
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