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健太は何処か遠くを見ている様に思えた。
それを気づかねぇ振りをする俺は卑怯かも知れねぇ。
だが、健太が大和に会いたいと言ったなら、迷わず会わせるつもりでいる。
その時は、先に烏に話す必要があるが、どう話して良いかが分からねぇが既にみーは健太の情報を掴んでいるかも知れねぇ。
それに、街中には煌蓮の配下の奴等も居るし、烏に情報を渡す奴も居る。
烏の耳に入るのも時間の問題だろう。
しかし、ヤバいな。
烏が知ったら大和は殺られるかもな。
なんて思いながら、その日『また明日な』と言って健太が住むマンションを後にした。
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