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俺は獪岳
鬼殺隊の隊士で雷の呼吸を扱う男だ
今日は先生が新しく弟子を迎えるらしく朝から呼び出しをくらったわけだが
先生の弟子は俺だけでいいだろ?なんの気まぐれかしらねぇが・・・
俺の邪魔にならなけりゃいいがな
もしもくだらねぇやつなら俺が直接叩き潰してやる
カスみたいなやつはいらねぇ
俺が生き残るために不要だと思うなら、切り捨てるだけだ
そんな俺の考えをよそにその新しい弟子とやらが姿を見せる
金髪のショートヘア、しかしそのボサッとした髪型を見た俺の第一印象は
獪岳【スポンジみてぇな髪型の奴がきたな】
ポロリと口から出た、自分でもくだらないことを言ったと思っている
いや、吸水力とか吸水量とかそういう話じゃねぇ
見た目の話なんだが
善逸【我妻・善逸(あがつま・ぜんいつ)です、えっと今日からお世話になります、よろしくお願いします】
深々と頭を下げて挨拶をする善逸と名乗った奴
見た感じたいしたことはなさそうだが、こういうやつほど何かを抱えてることもある
そのままこちらに歩いてくれば先生からの指示で俺の隣に立つ善逸
先生からの今日一日の修行の流れの説明を聞き終わりしばしの休憩に入った俺は善逸がここに来た理由を尋ねた
それが重ければ重いほどに強くなるための糧にもなるからな
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