140人が本棚に入れています
本棚に追加
止める暇もなく、今度は性急にブラウスの裾をたくし上げられる。しまいにはロランの指先が直接アメリの胸先をつまみ上げてきた。
「な、やめ、ロラっ、ゃあんっ」
乳首を強くつねられて、アメリの口から甘い声が漏れ出てしまう。
訳が分かからないままロランの腕を掴むと、包帯が巻かれたそこにはうっすらと血がにじんでいた。
「はっ、もしかしてロラン、怪我の癒しが必要で……」
「俺のことなどどうだっていい!」
怒鳴られて、アメリはびくっと身をすくませる。
アメリのブラウスの襟ぐりに手を掛けると、いきなりロランは乱暴にそれを引き裂いた。
「きゃあっ」
ボタンが四方に飛び散って、アメリの胸が外に零れ落ちる。
顕わになったバストを捕まえて、ロランは大胆に弄び始めた。
「ひゃっ、ろ、ロラン、ここ外っ」
柔肌に直接外気が触れて、粟立っていくのが自分でも良く分かった。
それなのにロランはお構いなしだ。アメリの胸の形を好き放題変えながら、挟み込んだ乳首を指の腹で執拗に擦り上げてくる。
「この肌に触れたヤツはどれだけいる?」
「ど、どれだけって……」
「正直に言うんだ。一体どれだけの男がここにこうして触れた?」
「そ、そんなの誰にも触らせて、な、やぁんっ」
「嘘をつくな! こんなにいやらしい体の君を、周りの男が放っておけるはずはないだろう!」
そんなことを言われても、ロラン以外の誰かに体を許したことなどない。
最初のコメントを投稿しよう!