2人が本棚に入れています
本棚に追加
心が疲れたとき、ふとなにもかも嫌になったとき。
心の傷がじくじく傷んでどうしようもないとき、誰かの言葉に泣きたくなったとき。
ふと、迷い込む心の場所。
そこには大きな木のおじいさんと、笑顔の可愛い女の子がいて、一面の花畑があって。
誰かの優しい声がして。
言葉の宝箱のような、淡く煌めくその場所で。
笑顔の可愛い女の子は、あなたの手を取って、目をくしゃっと細めて、きっと言うのです。
生まれてきてくれてありがとう、と。
そしておじいさんとふたり、あなたの隣に腰掛けて、丁寧に丁寧に、歌を響かせるのです。
言葉を紡いでいくのです。
最初のコメントを投稿しよう!