あとがき

1/1
前へ
/273ページ
次へ

あとがき

 この度は“大正ゆりいろ浪漫~拝啓 死神の旦那様~”をお読みいただき、あとがきまでお越しいただき、本当にありがとうございました。 まずは無事に完結を迎えられたことに、ホッとしております。  今回は初めて挑戦した時代ものということもあり、日々ドキドキしながらの更新でしたが、いかがでしたでしょうか? 少しでもお楽しみいただけていれば……と願うばかりです。  そしてまずは物語をお読みくださった皆さま、スターやスタンプ、ペコメやギフトをくださった皆さまに、心から感謝を申し上げます。  皆さまの反応がなければ、完結は迎えられなかっただろうと思うほど、日々支えられておりました。  この物語は、前々から書いてみたかった時代の物語だったわけですが、実際に書き出してみると、全く時代背景がわからず、前半部分は特に執筆時間よりも調べものの時間の方が長かったような気がします笑  物語の内容も、当初は全く違う設定で書き出していたのですが、どうしても納得できず、もう一度設定から練り直したほど、私としてはなかなかに苦労した作品でした。  でもその分、登場人物ひとりひとりが愛しくて、志乃と花奏の物語は、終わりなくずっと続いていくのかな? と錯覚するほどでした。  今回のヒーローの花奏は、自信のある完璧な男性像ではなく、心に悩みや苦しみを抱え、ある意味自分に呪いをかけて生きているような男性として描きました。(私の他作品ですと“非・溺愛宣言”の湊斗(みなと)に近いです)  なので途中、もしかしたらヤキモキされた方もいらっしゃるかも知れません汗  ただそんな弱さや儚さをもった花奏が、素直でまっすぐな志乃の真心に触れ、心を開いていく様も描きたかった所なので、花奏が皆さまの目にも魅力ある男性として映ってくださっていたら、それほど嬉しいことはないなと思っています。  話は変わりまして、実は私が「そうだ! 物語を書こう!」と思い立った日から、9月でちょうど3年が経ちました。  当初の目標の“10万文字10作品”までは、まだまだ道のりは長いですが、なんとなく今回の物語は、今までの集大成のような作品になってくれたような気はしています。  これからも夢に向かってステップアップできるよう頑張りますので、ぜひぜひ名前を見かけた際には、お立ち寄りいただけたら嬉しいです!  ではでは長くなってしまいましたが、あとがきもこの辺で……。  そして最後になりましたが、私の物語が、皆さまの楽しいひと時に、プラスになってくれたらと願ってやみません。  またお会いできますように☆彡  本当にありがとうございました。 2024.9.10 新山 彩愛(にいやま あやめ)

最初のコメントを投稿しよう!

1092人が本棚に入れています
本棚に追加