ベランダ突撃第2弾!

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   じゃあ俺たち行くな、と立ち去るみんな。でも鈴音はみんなを呼び止めた。 「なんで氷川と一緒なの? グループ違うよね?」 「僕の女嫌い&毒親問題について、みんな色々やってくれました的な? 特に池亀さんがね」  鈴音は可愛い目をパチパチさせる。 「みんなそんなに親切だったんだね」  らしからぬ発言に、みんな顔を見合わせた。すると氷川は腕を組んだ。 「そうだよ、みんな親切。針ヶ谷さんにも親切だと思うよ」  倉雲だけが何かを察した顔に。 「が長引きそうなら、ノイズ先生に相談してみたら? あの人、教師のくせに結構頼りになるよ」  すると鈴音が震え始めた。頬に涙が伝う。みんなに動揺が走った。 「喧嘩じゃない。氷川ごめんね……もうこんなの耐えられない……」
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