やっぱりキレちゃった☆クソが!

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「楽しかったー! やっぱりバトルはいいね!」  鈴音は晴れやかな顔。そして横たわる死屍累々。 「体動かすとスッキリするでしょ」 「うん! レナありがとう!」  するとうめき声を上げながら、みんながやっと起き上がった。回復ライトが私たちを照らす。 「で、針ヶ谷さんはこれでよかったの?」  氷川は腕を組んだ。手には手錠が準備されている……どうして! 「わかんない」  鈴音の顔から笑顔が消えた。ピンクのボブヘアを揺らして頷く。 「氷川見てたらイライラしてきたの。人に好かれる努力もしないで、周りに当たり散らしてるから。  それなのにレナたちに助けられてるのが悔しかった」 「じゃ、今度は針ヶ谷さんが助かる番なんじゃないの?」
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