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イカれ女教師に洗脳されました
「まったく、ガキはすぐ自信を無くすから厄介だ。これで私の好奇心も満たされるってわけだ!」
洗脳……洗脳ってなんなの……私が突っ立っているうちに、先生は話を進めてしまう。
「これから月曜と金曜の放課後、自習室1に集合だ」
そういえばこの部屋、自習室なのに何もない……と思っていたら、先生が壁を叩いた。
黒いドアが現れ、中にホワイトボードが。おお、さすが晴明高校。先生はペンを手に取る。
「コピーするだけではダメだ。使い方を知らなければ、大惨事になりかねない。正しく学ぶには、コピー相手との良好な関係が必須だ」
お、急に真面目な話になった。確かにその通り。研究とか言ってたけど、やっぱり異能師として教師として声かけてくれたのかな……。
「面白くなってきたぞ! 洗脳してよかった!」
やっぱりこの人おかしい!
「そんなわけで池亀の友達作り作戦を開始するぞ! 最初は……」
「ま、待ってください! ど、どうしても勇気が持てなくって……」
「仕方ない。私が貴様の長所を教えてやろう」
無駄無駄。真面目、いい子、おっとりとしてる。地味女子褒め言葉トップスリーを投げつけられるんでしょ……。
「まずは可愛いところだ」
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