異性が怖い男子にどう接すればいい?

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「レナは?」 「まだ未定って言うか……」  ゴールドクロウ、ベノムバイパー、ケフェウスを前に、名無しの私はモジモジ。そしてなんとなく誰かの机に腰掛ける。  っていうかここ誰の席だっけ。いつも穂村の席周辺に集まってるけど、その後ろは……。  御霊だった。昨日話しかけた恥ずかしがり屋さん。どこにいるのかと思ったら教室の後ろ。女子嫌い塩対応ボーイ、氷川と一緒だ。  私たちがいるから逃げちゃってるんだよね。今度から私の机に集まろうかな。ところで何を話しているんだろう。 「そのゲームやったことないんだ僕」「え! マジで?」  そっか、ゲームの話か。私の知ってるヤツかな……。 「僕、ババアに男子の遊び禁止されてたからさ」と氷川がぽつり。  なんて親なんだ! クソが! 私は盗み聞きしながら密かにキレる。 「じゃあ初心者パーティ組んでおくからさ、あとでやろうぜ!」  いいヤツだな御霊!  「もう実家出たんだし、これからやりたいようにやりゃいいじゃん」 「そうだそうだ!」  私は思わず割り込んでいた。
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