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☆くどうれいん『わたしを空腹にしないほうがいい 改訂版』2018年、BOOKNERD
超絶お腹が空く&自分で料理がしたくなる最高のエッセイ!
くどうさん、根っこの部分がとても陽の者っぽくて、私はエッセイを読みながらも気後れするようなところがあり、それも含めてとても好き。くどうさんのエッセイ『うたうおばけ』が文庫化していた。読んでみたいがちょっとの勇気がいる。
★土井善晴『一汁一菜でよいという提案』2021年、新潮社
私は土井先生の本が読みたい!! と、急に思い立って購入。少し前に出た本だけど、新刊書店でもまだ並んでますね。
よいですか、味噌をお湯にとけばそれは味噌汁なのです!
日々のお料理に疲れたら、家族の声やネットの声はいったん無視して、この本を開いてみてください。
☆森晶磨『黒猫の遊歩あるいは美学講義』2013年、早川書房
ずっと読みたかったシリーズ! タイトルが良い&私は結構ポオが好き、というところで気になっていた。読んだらめちゃくちゃスルスル読める、面白い。続きも買った。
ジャンルとしてはミステリーなんだけど、二十四歳の天才イケメン美学者『黒猫』と、ポオ研究者の卵の『付き人』の関係が、とても可愛い……男女コンビ(カプ)好きも大満足。
★江國香織『すみれの花の砂糖づけ』2002年、新潮社
ロマンティックなお菓子ランキングはマカロンとすみれの花の砂糖づけが同率1位ではないか、ちなみに3位は金平糖ね。
マカロンと金平糖は食べたことがあるけど、すみれの花の砂糖づけは食べたことがない。
きっと、この詩集みたいに、甘いのにほろ苦い味がするんだろうな。
☆森晶磨『黒猫の刹那あるいは卒論指導』2013年、早川書房
黒猫と付き人の出会いの話ですって……ということで購入しました。
黒猫が『人間の可能性』、付き人が『人間の心』のメタファーなの、そんなんビリビリくるに決まってるじゃないですか。近々残りも買ってきます。早く続きを読みたい(そしてポオも久しぶりに読みたい)。
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