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後日、そのダボハゼから謝罪文とお詫びの品がリサの働くガールズバーに届いた。
どこまでやれば、このような謝罪になるのだろうというほどの内容だった。
「あのさ、あかりさん。どこまでやったの?」
「ふふふ。リサの想像の倍以上」
あかりと友香の仕返し具合を考えると、理沙は啓斗には黙っていてよかったと思った。
もし話していれば、啓斗は制止を聞かず仕返しに行く。最悪、どちらかが救急車で運ばれるほどの事態になっていただろう。
全ての人が、幸せなままで、不幸にならないのは無理だというのは分かる。
でも、知っている人が不幸になっていくのは耐えられない。
そう思うと、初めて、今の仕事を続けるかどうか迷いが出た。
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