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力が入らないリョウは、
アキトに抱えられベッドに
手際よくパジャマに着替えさせられ
上半身裸になった
アキトと一緒に横たわる
アキトはリョウを腕に抱きながら眠りにつこうとしていた
「最後までしなくていいの?」
リョウからアキトに問いかける
アキトにハムハムとほっぺを食べられた後
「俺のデカいから1日じゃ無理
少しづつならしていこ」
大きくて一日では無理ってどういう事だ
わからないが、確かなのは今日は、
もうこれ以上のことはしないという事だ
良かった、、、、、
正直動けない、最後までっと疼く気持ちはあるが
体がいうことを聞かない
いっぺんに色んなことがあった今日はもう限界
体は動かなくても一言
「アキト、大好き」
そう告げてアキトの腕の中で眠りにつく
その2日後アキトが撮った写真と
私が行かない中でもアキトだけは
内部に入り込んで
内部事情の把握
海外の女性斡旋グループとの繋がりがわかり
警察が介入事件解決となった
スクープとして独占でインタビューもとれ
無事トップ記事を書けた
後付け記事も追って書き記事が出てから数日
忙しく駆け回っていたためホテルに泊まったりと家には帰らず
アキトとはラインンだけのやり取り
あの後アキトからは
急かされる様子もないし、会いたい素振りもない
アキトも忙しいのかアキトからの連絡も無く
あまりにも詰まりすぎた日々だったので、
アキトとのことは、
幻だったかもと思うほど時間が過ぎていた
事件による大まかな記事が無事終わり、職場の人たちと打ち上げをし 久しぶりの
帰路に着く
カーテンから光が漏れている、
アキトが、また勝手に家に入ってる
いつもならまた女の人を入れてるかもと警戒して
鍵を開けるが今回は大丈夫、
もうしないと約束したから
「ただいま!」いつもなら
返事が返ってくるのに、、、、間違いだったか
やっぱりクズ男は改心しないのか
「好き」すら嘘なのか急に不安で前に出す足が
小幅に変わる
音を立てずリビングの戸を開ける
ヘッドホンをしながら、テレビを見てるアキトがいた
「えっ何これ」
「あっリョウちゃんおかえり!」
「アキトこれ、、、これ何」
テレビに映し出された自分に動揺し、
声がうわずる
この前の好意が、そのまま映し出されていたのだ
「この前の撮影してたの?」
「綺麗に映ってるしょ
アングルもいい感じだし、始めの方は
俺も夢中になってたからカメラの場所忘れて
かぶっちゃてたけど、すぐリョウちゃんメンイに戻したからこの通りいい感じでしょ」
あっけらかんと話すアキト
「たとえ好きな人でも勝手に映すなんて
普通しないよ」
キリッとアキトを睨みつける
「ごめん、次からはちゃんと言うね」
悪気もなく次はちゃんと言うってどうゆうこと
また撮影するって事
「ヤダ、こんな事(撮影)したくない」
っと言うか世の中の恋人達の中で、
してる人達もいるかもしれないけど、
私はまだ慣れてないし
それに内緒で撮影してた事が許せない
きっと他の子にもしてて、
私にも同じ事したってことでしょ
怒りが込み上げるのと同時に
刹那さも込み上げてくる
自分は特別じゃなかったんだと、、、
「俺あれからずーと我慢してるよ
リョウちゃん仕事忙しそうだったから
わがまま言わず、無理させたくないから
一人で処理してるだけでしょ」
「何度も言うように、
俺リョウちゃんでしか無理なの、
現物が無理なら映像見るくらかまわないだろ」
「な、、、何、その屁理屈」
ここ何日か、忙しくてかまってあげられなかったけど、両思いになって安心してたら
違う意味で裏切られた
「私は他の子にもしてるような扱い受けたくないのよ」
「リョウちゃんしか撮ってないよ
リョウちゃんにしか欲情しないから」
「何度も言うけど、俺おかしいくらい
リョウちゃんが好きだよ、
めちゃくちゃに壊れるくらい抱きたくても
嫌われたくなくて我慢してた
今だって我慢してる」
「ここ数日だってこれ見て自分慰めてた
リョウちゃんが思ってる以上に
リョウちゃんを欲してる」
「今だって俺のこと怖いって
思ってるかもしれないけど、
逃げたくても離してあげられない」
「早く俺のになってよ」
本当怖いくらい真っ直ぐで私しかうつらない瞳
「仕事落ち着いたんなら
そろそろ俺のことかまってよ」
「リョウがいるなら、もう観ないから
リョウの色んな顔見せて」
大きな尻尾振ったワンコが
顔を近づけて甘えてくる
私はやっぱり特別だ
アキトにとって怖いくらい特別だ
私がアキトを受け入れた瞬間に
アキトの行動は止められない
近いうちに全てを飲み込まれる
怖い男に惚れてしまった、、、
それに、、、
惚れられてしまった
撮影は序の口で
これから先これよりもすごい事が起こりそう
この男との恋愛は、
始まったばかりだというのに
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