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第1話
こんにちは。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
第0話で、錦市場が息苦しい通りになっていることを書きました。
京都市内は通りが碁盤の目のように規則正しく直行しているのは有名な話です。今回はこの規則正しい通りを利用して、快適に京の街歩きをしていただくことをオススメしたいと思います。
四条河原町、四条烏丸といえば、どちらも京都の繫華街のひとつです。その2点を結ぶのは四条通。何曜日でも何時でも人も車も多い通りです。どれだけの混雑状況かなんて、どれだけの加工と承認が必要になるか分からないので写真に撮って掲載出来ないですが。
私はこのエリアに用事がある時には、阪急京都線の烏丸駅から京都河原町駅を結ぶ地下道を歩きます。四条通の下を歩くことになるこの地下道は、地上よりも人が少なく、夏はひんやりとしているので快適ですよ。当然、車も自転車も通りません。そして用事のあるところで、ひょこひょこと地上に出るわけです。
でも観光に来られた方には味気ないでしょうし、レンタサイクルやレンタカーの方には利用できない。
そこで一本通りを下がってみましょう。一筋南へということです。今日はこれがオススメしたい!!ご覧くださいませ。
綾小路通
一筋違いで歩きやすい、自転車も走りやすい環境です。車は通りますが一方通行なので、一方だけに注意を払えばOK。
混雑を避けて、二筋下がっても三筋下がっても歩ける範囲内の遠回りですし、碁盤の目のおかげで迷子にならない。ぜひ皆さま、最短距離の通りが混雑していたら一筋遠回りしてみて下さい。
ここで、綾小路通の可愛いお店を一軒ご紹介いたします。
「京あめ クロッシェ」さん
最後の写真の、本店隣接の工場で作られているとのこと。人混みを避けて通るというのでなく、わざわざ訪れたくなるお店です。お土産やおつかいものにもぴったりですね。
四条通から三筋下がって高辻通の様子もご覧ください。
高辻通
混雑とは真逆の快適な大通りです。右手に写っているのは佛光寺さん。京都の人はだいたい“佛光寺さん”と呼びますね。仏光寺といえば通りだと思う人がほとんどでしょう。ここには有名な月替わりの標語があります。
2024年5月の標語
京都市内は規則正しい通りをうまく利用して少しでも快適に楽しんでいただければと思います。遠回りに楽しい発見があることも大いにあり得ることですね。
(写真掲載などのご承認をいただいた、京あめ クロッシェさま、佛光寺さま、ありがとうございました)
では、皆さま…京も、おひとつ微笑みを
京都より/まぁ
2024.5.17
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