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忘れえぬ想い
「うっ、…ン。綾音…。」
ベッド浅く腰を掛け、私の頭を撫でながら、少し苦しそうな声を出す男。
そして、部屋には卑猥な音が響く。
「そろそろ離せ。イく時は中がいい」
反り勃ち硬くなったモノを私の口から抜いた彼は、私をベッドの上に寝かせ覆い被さってきた。
「なに、お前もう濡れてんじゃん。まだ触ってねぇのにヤラしい女」
嬉しそうな顔をしながら、私の秘部に指を充てがい厭らしい水音を鳴らす。
すでに私の弱いところを知り尽くしている彼は、いとも簡単に私の頭の中を白くさせる。
「タクマ、も…ほし」
この言葉に目を細め、嬉しそうに私の体から一旦離れ、エチケットであるソレを手早く装着させ、再び覆い被さり腰を揺らす。
さっきの言葉に喜びを覚えるのは、彼だけじゃない。
そう…私は、あの言葉を言いたくて、この男と体を重ねている。バカな女。
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