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ヘルダーラントの好きな人?!
「お、おじいちゃん、我、お見合いしない!!」
ヘルダーラントが説明する。
「わ、我、まだ強くなりたい!!キョウ達と、ま、まだ冒険したい!!」
「ヘルちゃん。おじいちゃんは心配なのだ。変な男に騙されたなんて嫌なのだよ。それとも、気になる異性がいるのか?紹介しておくれ」
ヘルダーラントは、顔を真っ赤にして、僕を抱きしめる。
「わ、我、キョウが大好き!!この気持ち嘘じゃない!!」
うん?!僕?!僕は、軽くパニックになった。
「あ〜!!キョウ大好きなのは、わっしも同じだよ〜!!!!」
「あたしもっす!!!!」
「吾輩もそうなのだ!!!!ご主人様に初めてあげるのは、吾輩なのだ!!!!」
おっと?いきなり、ハーレム化したぞ?
「うむ!!キョウ殿はモテるのだな!!キョウ殿が婿なら安心できる!!」
いやいや。僕の気持ちは?
確かに、彼女達は魅力だ。
影で、ファンクラブが出来ている彼女達。
そんな娘達に手を出してみろ。復讐されるのが分かる。
むしろ、妹、娘達と思っている。
参ったな。これは。
僕は、話しを変える。
「ガレオンさん。今日、新居に泊まっていってください。積もる話し、あるでしょう?」
ガレオンさんは、ガハハと笑いながら、答えた。
「ありがたい!!そうさせてくれ!!」
こうして、ガレオンさんを、泊めることにした。
元魔王軍大将竜王ガレオンなら、魔族達は襲って来ないだろう。
こうして、強力な傭兵が手に入った。
続く?!
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