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時は過ぎて夜。私は今ベッドの上でエドワード様に激しく抱かれている。
「はあっ……! んっ、んっ……!」
四つん這いになって後ろから男根を挿入し、杭打つように激しく腰を動かされている。彼の手は私の両腰付近に置かれており、時々お尻を揉んだりもしてくる。私もエドワード様も裸になっている事もあるのか、肌や体液同士が擦れて起こる音がいつにも増して聞こえてくる。
「はあっ、マルガリータの性処理……!」
「エドワード様、ずっと、したかったんですか?」
「ああ、勿論……!」
「そ、そうですか……」
(なんか、恥ずかしいな……)
こうしていられるのもあの日、野戦病院にて眠る彼の性処理をした事がきっかけだ。まさかエドワード様と親しい関係になるとはあの日の自分に教えても信じないだろう。
「はあっ!」
膣奥にその先端が当たる度に声が出る。それに視界がちかちかする。
すると膣奥の壁に思いっきりぐいっとその先端が押されてきた。しかもそのままぐりぐりと力が入る。
「んんーーっ!」
「すごい、締まる……! ここが、気持ちいいのか……?」
「き、気持ちいい、です……!」
「じゃあ、もっともっと……」
「ああっ……! んんっーー! そんなに、されたら……壊れて……」
びくびくびくと私の身体が痙攣した。そして視界はゆっくりと真っ黒に染まっていく。
「はあっ……はあっ……」
もはや性処理を超えた激しい快楽に私は成すすべも無く飲み込まれていった。
あれから私の魔力暴走は落ち着き、体調もすっかり回復したのだった。医師の見立て曰く魔法薬とエドワード様の精液と私の身体の3つの相性が良かったのでは? という事らしかった。
エドワード様は私の口内に精を吐き出すだけでなく、私を激しく求めてくれた。とても嬉しい事だ。
王宮学院での研究にも復帰出来、ルネとバンディ様にフレッグ教授からはおかえりなさい。と歓迎を受けたのだった。
「今日からまた頑張りましょうね、マルガリータ」
「ええ、ルネ!」
ちなみにルネは私が王宮学院を休んでいる間、バンディ様とデートしたらしい。デートと言っても彼が継ぐ予定のアルトラ公爵家の屋敷でお茶会をしていただけのようだが。
「それで私……したのよ」
「何を?」
「バンディ様と……その……夜伽を!」
「ま、え?」
2人の仲はもうそこまで発展していたのか。驚きが止まらない。そんな中いきなり部屋にエドワード様が側近を引き連れて現れる。
「マルガリータ、ルネ、そしてバンディ。レゼッタらがいるあの国へ行く事になった。一緒に付いて来て欲しい」
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