皐月紫音大賞概要と主催者挨拶

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皐月紫音大賞概要と主催者挨拶

935b2890-7b0d-4b82-939c-9a20e0994f43 【挨拶】  皆様、こんにちは。  ウェブ小説家の皐月紫音です。  【皐月紫音大賞】と聞いても、なんだ、それは?そもそも皐月紫音って誰だ?と思われた方がほとんどだと思います。  結論から言えば【皐月紫音大賞】とは私、皐月紫音が完全なる主観で〝私が面白いと思う〟〝単純に完成度の高いと感じる〟この二つの軸で参加者の方々の作品を評価するコンテストです。  私は書籍化作家でもなければ、何かの大賞をしたことがあるわけでもない無名も無名のウェブに数多くいる物書きの一人でしかありません。  そんな私がなぜ、コンテストを開催する流れになったのか。  その理由は三つあります。 ①ウェブで評価される小説には偏りがある  ランキングやコンテストなどの募集内容を見てもわかりますが、ウェブで評価されやすい小説、特にファンタジーには明確な傾向があります。  引きのある長文タイトル、転生やザマァをはじめとした人気のある要素やパワーワードのあるタグが使われていること、展開の早い物語であることetc......。  そのようなウェブの需要にとらわれない評価の場を作りたいという想いで、このコンテストははじまりました。  上記のようなタイプの作品の多くは、正直に言えば主催者の私が好むものではありません。     ですが、このコンテストでそのようなタイプの作品を除外するつもりはありません。  〝私の好み〟と〝作品の完成度〟の二つのバランスで評価はします。   ②物書き同士が互いにフィードバックをし合う環境を作りたい  これを良いことか悪いことかを一概に判断することはできませんが、物書きの界隈では読み合いが活発です。  前提として相手の作品の良いところを見つけて、伝えるという行為自体は素晴らしいことだと思います。  ですが、それだけではモチベーションは保てても弱点を知ることはできません。  自分の小説のどこが客観的に見てダメだったのかを知らなければ、次の作品に活かすことはできません。  物書きは多くの創作物に触れてきて、自分でもそれを生み出そうとしている稀有な人種です。  人の作品を見た時の魅力や改善点を言語化する能力も高いのです。  それなのにそれをせずに、褒めるだけで終わるのは悪くはないですが勿体無いと私は思います。  そのために皐月紫音大賞では、主催者の私が参加者のすべての方々に簡単なフィードバックをします。  できれば、これをきっかけに参加者の方々には物書き仲間同士でフィードバックをして、互いに成長し合う関係を作ってほしいと思っています。 ③短編を書く経験をしてほしい  これは私がまさにそうなのですが、意外と長編しか書いたことがないという物書きさんって居ると思うのです。  私も最初にJ・K・ローリング=ハリーポッターのような超大作を書くぜ!と大長編から書き始めたタイプです。  これが悪いとは全く言いません。  物書きの界隈では典型的なワナビがやりがちなやつと否定されることもありますが、それの何が悪いのですか。  書き始めた時の若さと感性があるからこそ、書けるような作品があるはずです。  人は年齢を重ねるほど大勝負に出るための心のハードルが上がってくるので、私はこういう挑戦は是非すべきだとポジショントークになりますが思っています。  ですが、それでも、短編を書くことは大きな経験値になると思います。  構成力を鍛えられますし、何よりも完結させるという感覚が掴めるのです。  なので、一度はこの経験をしてみたいという想いから今回の作品は上限10000文字に設定させていただいています。 【概要】 ◾️選考期間 6月10日〜7月10日  集まってくださった参加者10名様が送ってくださった10000文字以内の短編を私が読み、評価します。   ◾️賞について グランプリ 批評プレゼント&こちらのエッセイ掲載 代表作を読んでそちらにもフィードバック 金賞  批評プレゼント&こちらのエッセイ掲載 入賞  批評プレゼント&こちらのエッセイ掲載  受賞されなかった参加者様にも全員に良い点と改善点をまとめた簡単な感想は送り、エッセイでも紹介します。 ◾️今後の流れ  選考期間終了まで、参加してくださった作家様達の簡単なプロフィール、及び気分で私の日記なども載せていく予定です。  今回は初回ということで全て私が人柄が好きで普段から、交流させていただいてる方のみを選びました。  参加者様方には当然強制ではありませんが、交流して仲良くなっていただければ嬉しく思います。    7月10日以降、結果をこちらのエッセイで発表します。    
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