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【2024年11月30日 土曜日】
神宮のイチョウ並木を見に行こうかと思ったが、明日は文学フリマがある。2日連続で東京に行くこともないだろうと思い、千葉の田舎の大銀杏1本で妥協……と言っては失礼だろうか。とにかく連日人混みに揉まれるのは嫌だったのだ。
場所は伏すが、この大銀杏は人けのない小さな寺の境内にあり、かなりの老木である。真下から見上げるより少し離れた道路から見たほうが大きく立派に見える不思議な木だ。
最後にこの木の写真を撮ったのは11年前。2013年のことだ。その時と比べると今の大銀杏は少しだけ元気が無いように見えた。
時期が遅かっただけだと思いたいが、あまりにも歳を取りすぎて朽ちてしまった可能性もある。左上の枝には殆ど葉が付いていなかったのだ。この大銀杏の元気な姿を見られるのは今のうちだけなのかもしれないと思うと少し……いや、だいぶ寂しい気持ちになる。
ちなみに11年前。イチョウも私も若かった。これがファーストコンタクトだったのだが、その時の感動を今でも鮮明に覚えている。
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