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「茜ちゃん、飲み過ぎよ!!」
「ったくほら水飲めって!!」
「煩いわねっ!!あんた達結婚したからって良い気になってんじゃないわよ!!ううっ、うわああぁ〜〜〜んっ!!何で私ずっと1人きりなのよっ!?ああ〜〜〜ん!!」
「あの人怖い〜っ!!うわあ〜〜〜ん!!」
季優の学校の化学教師の薬袋と妻・真由子や花屋敷学園の教員達に押さえられてる茜を見て光る仮面ライダーの服を着た薬袋夫婦んとこの3歳の息子 敦君がウルトラマンマンの絵がプリントされたスプーン片手に怖がって泣き出したにゃ。
「あ〜っ!ほらほら敦君っ、お寿司あるよ!?
一緒にたべよっか?何が良い?マグロ?サーモン?あ〜!かっぱ巻きもある〜!」
「敦君っ、ケーキもいっぱいあるのよ!?チョコが良い?ロールケーキ?あっ、やっぱり苺のやつが良いかしら?」
薬袋の後輩 英語教師の薗部、花澤学園長の妻の史子が敦君を慰めるが敦君はまだ顔を赤くして大泣きしてる。
茜の泣き叫ぶ声を止めないかぎり敦君はしばらく泣き続けるに違いないだろう。
「もうっ皆文化祭終わっても元気なんだからぁ!若いって良いよねぇ!」
「あんたはちったあ反省せぇや。何やこの気色悪い銅像は?こんなん道のど真ん中に置いとったら地震起きた時倒れて危ないやろが!」
俺も学園長の家に来てから見つけた時から何だかムカついていたリビングに置かれてあった168cmの季優の膝上くらいまでしかない花澤学園長の銅像に御縁学園長がついにガンッと蹴りを入れた。
「ちょっとー!」と花澤学園長が言った時には銅像は床に倒れて真っ二つになっていた。何だかよく分からんが真っ二つになった銅像を見下ろすのは気分が良い。
「あ〜〜〜ん!!」と花澤学園長が泣き始めたのを見て「昔から泣き虫なんは変わらんな!?本当腹立つ奴っちゃ!」と御縁学園長は文句をぶつけてリビングの椅子にドカッと座った。
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