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突然ですが、勃ち待ちという言葉をご存じでしょうか。
AV業界の専門用語だそうで、意味としては
『撮影途中で男優のナニがヘニョって、そっから復活するまで待っている時間』
を指すそうなんですが…
この勃ち待ちという言葉、どこかで聞いたことあると思いません?
古典とか好きな方はピンときたかもしれませんが、日本の古語には『立待月』という言葉があります。
意味は15夜を2日過ぎた17日の月のことなんですが、この月ってけっこう夜が更けてこないと出ないんですね。
つまり、
(平安女性)
あの人を立って待つうちに、ついに17日の月も出てしまったわ……はやく逢いに来て。でないと私、待ちくたびれてしまう…
(訳:勿体ぶってねぇでとっとと来やがれ、浮気すんぞコラ💢)
って、そこから17日の夜の月を立待月と呼ぶようになったとか。なんかそんな感じ。
でもAV用語の『勃ち待ち』を聞いた後では、平安女子トークで同じ男を共有する女子たちが
「なんかさー、アイツいっつも途中でヘニョって復活するまで待たなきゃなんねんだけど、その間めっちゃ不毛でさ、マジ月見るくらいしかやることないわけ。もう立ち待ちっつか勃ち待ちじゃね?」
「ウーケールー!!(バンバン‼︎)
それな!マジそれなー!!」
みたいな会話が繰り広げられたんじゃないかなと思いました。
私はそう信じています。
※ちなみに立待月の翌日の夜の月は居待月(出るまで座って待つ月)、その次の夜の月は寝待月(出るまで寝て待つ月)と言いますが、つまりは、
女、勃ち待ちに疲れ果て、ようよう居座り待ちにけるが、さらに勃ち待ち続きて、ついには寝転び待ちにけるかな。
ということではないのかなと、想像しております。
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