裕貴と央輔

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 「ふ、普通の娘だって、クラスも違うし、何回かしか喋ったこともねーよ」  まじかよ中坊のくせに色気づきやがって、俺は電気アンマを再開した。  「ちょ… つ… やめろって、あっ… 1回、1回とめてく ああっ… 」  裕貴っ!央輔の腕を持って抑えて上にあげろ。俺はそう指示し、さらに振動を強めた。1こ潰すぞ〜♪と笑顔でいいながら。  裕貴に押さえつけられ、理不尽に俺に電気あんまをかけられている央輔。よく見てみると顔は紅潮し、発汗していた。  央輔はされるがまま、斜め下を向いて、下唇を噛みながら耐えていた。履いていたカーゴショーツを見ると、薄っすらと濡れたような跡が出てきていた。  時計を見ると20分程過ぎていた。  俺はハッとして電気あんまを解いてやった。同時に央輔はトイレに駆け込んでいった。  「やべーぞ、裕貴、央輔、もう20分も経ってる。早くノート開け」  我ながらめちゃくちゃだった。央輔に悪いことしたかな?とも思ったが、その後は特に変わらなかった。  しかし、その日を境に央輔は先生スキありー!とか言って俺のあそこを叩くようになった。あんまりにしつこい時は、同じようにアンマを食らわしてやった。  電気アンマで心を開くとか、変なやつだよな。
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