裕貴と央輔

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 しばらくそんなことをやっていると、央輔が帰ってきた。  「あー!先生、裕貴にもやってるの?裕貴大丈夫か?」  おう、やられちまったぜーと双子は顔を合わせて笑っていた。裕貴は俺の電気アンマを解いて、これは先生にも1発食らわせないとなーと央輔に言っていた。  いやいや、俺はお前が頼んできたからこんなことやっているんだが…  と思っていた瞬間に裕貴が俺の後ろに回り込み、抱きつく形で拘束してきた。央輔〜いつもやられてるお返ししろよーと裕貴は俺の股間を指差した。  央輔は一瞬、え?という顔をしたが、直後ニヤリとして俺の股間に右手を持っていき、そこを掴んだ。  「ベアクロー!喰らえ先生ー!」  俺がスキニーを履いていたこともあり、央輔は的確に俺のきんたまを捉えて握りしめ、引っこ抜いた。  うっ… 下腹部に鈍痛が走る。中坊に俺は男の痛みを味わわされたのか。まじくそ痛え。俺は玉を抑えてくの字になり、悶絶していた。  央輔は先生でけぇ… と感触を確かめるように右手を動かしていた。央輔の声を聞いて、マジ!?俺も俺もーっと、祐希がさらに俺の股間に手を突っ込みきんたまを握った。  俺はしばらく動けず、中坊たちのはしゃぐ声を床の上で聞いていた。
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