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中間の体が火照ってきていたのは、遠くから見ていた山下にも一目瞭然だった。その顔は紅潮し、息遣いも荒くなっていた。それでも、玉井は中間への攻めの手を緩めなかった。
そして、山下もなぜか息が荒くなっており、体中に汗をかきはじめていた。いつもと違う中間の表情を見ていると、なんとなくムラムラし無意識に近くの柱に股間を押しつけていた。
「くっ……はぁはぁ……頼むっ…か…んべ……んしてく…れ……」
もう余裕もなく、絞り出すように懇願する中間。そんな声は玉井に届くはずもなく、逆に刺激を加速させることになる。
中間のブレザースラックスの前の持ち上がった部分を、2つの玉と同時に大きな足で振動を加えて玉井は仕上げにかかった。オラオラオラと更に刺激を強めた。
「………………っ…………………!!」
中間の体がびくびくっと痙攣し、スッと力が抜けた。玉井も吉川もイケメンが果てたことに気づき、顔を覗き込んだ。
気持ちよかったか?とニヤけながら聞く玉井の声に、理不尽にイかされた中間はその脱力感で答えることはできなかった。
吉川はすげー、すげーと興奮していいながら、荒い息遣いと揺れる泣きぼくろと呆然としている表情を見ていた。
遠くで見ていた山下も連動して快感を得ていた。
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