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ガリレオは雲梯から降り、ガッツポーズをした。
「やったぜー!俺の勝ち♪」
「ちょ、お前卑怯だぞ。あんなに面白い顔されたら力ぬけるわ。」
お前、面白いやつだな!とヤンはガリレオを讃えていた。智人は、お前芸人みたいだなぁ俺にもやり方教えてとお願いしていた。タムは屈伸しながら、次の出番に備えていた。
2回戦はタムvs智人。小柄なタムがぶら下がると、雲梯は大きく見えた。また、智人もタムのすぐ後ろで前習えをする生徒だったため、雲梯の大きさをより際立たせた。
よーいスタートで勢いよく進んでいたのはタム。智人も送れて進んでやや智人側で対峙した。
タムは大きく足を広げ、智人の体を挟み体重をかけて、ぐいぐい下へ落とそうとした。智人はガリレオみたいに面白いことしようと企んでいたが、タムの先制攻撃に怯んでいた。
タムは一生懸命、ぐいぐいぐいぐい下腿で智人を落とそうと奮闘している。そんなとき智人は、タムの股間が自分の太ももの辺りに当たっていることに気づいた。しかも、ぐいぐいぐいぐい押し付けてきている。
よく見たら、ちんちんがガラ空きじゃん
智人はそう思って、右手を雲底から離しタムの股ぐらを下から軽く掴んだ。え、な、何するんだよ!とタムは体を揺らしながら、地面に降りて股間を押さえた。
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