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「やばい!やばいやばい!やばい!」
力尽きていたはずだった慎一郎は海から釣り上げられた魚のように全身を動かしていた。マジお前らやめろ!やめろやめろ!と強く激しく抵抗した。
伊藤は曽我と山田にもっとしっかりと抑えろと命令し、足先をより深く、会陰部に突き刺して震わした。
奥が刺激されるほどに、激しく動いていた慎一郎は徐々にかたく硬直し始めていた。
ポケモンの話を聞いていた黒田は、慎一郎のやばい!という発声を耳にし、意識を校庭へと戻した。
そこにはうつ伏せに拘束されている慎一郎がおしりの辺りを刺激されている図があった。顔はより紅潮し、その額には汗が粒になって滴っていた。
はぁはぁと吐息を漏らしながらも、やめろと意思をしめしていた。
シンちゃんまだやられてたんか…
なんだかさっきより辛そうだけど…
だけど…なんか…へんな感じ…
黒田は、さっきのおちゃらけた雰囲気とは違って真面目に抵抗している慎一郎を目の当たりにして、胸の中で何かがはじけたような、不思議な感覚に襲われた。
キュンと音がなったかのようなその感覚はしばらくすると黒田自身の股関部分へと移行していた。隣ではまだ田中がポケモンの話をしている。
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