グエン・ルウ・タン・タム

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 みんながタムに目を奪われている時、智人はあることを思い出していた。そう言えばさぁ、俺、これ家から持ってきたんだ、といってカバンから電動ハンドマッサージ機を取り出した。  なにそれ?ってガリレオが聞くと、智人はマッサージ機のプラグをコンセントに差し込み、電源を入れた。マッサージ機はぶぅぅぅんと震えるように動き出した。  「これな?こうやって使うんだぜ」  智人は、振動しているマッサージ機を自らの陰部に持っていった。すると、だんだん大きくなり、智人の陰茎は自立した。お前も当ててみなと、ガリレオに手渡した。    ガリレオは言われた通り自分のものに押し当てたが、刺激が強すぎたのかすぐ離してしまった。が、これは…やばい…と不敵な笑みを浮かべ、もう1度小刻みに、自分に押し当てた。すると、ガリレオの竿もスルスルと起き上がった。  さらにヤンも恐る恐る試してみると、あっという間に勃起した。    「さぁ、次はタムだぜ、ほらほら」  「ええ… えええええ…… 」  タムはマッサージ機を渡されると、どうしていいかわからず、電源を切って床に置いた。  智人は、そんな事言わずにやってみろって、とマッサージ機を拾って電源を入れ、タムの股間に当てた。アラビックヤマトにマッサージ機の振動が触れた瞬間、全身を震わした。その直後、智人の手を叩いて、マッサージ機を床にはたき落とした。そして、股間を隠すように、三角座りをしていた。  「っ痛ぇ、なに?タム反応しすぎ」  智人は、手を擦りながら笑っていた。それを見ていたヤンが、みんな勃起させたんだからお前も勃たせろよとタムに詰め寄った。さらにヤンは、俺がやってやるとマッサージ機を持って、タムに当てがった。
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