グエン・ルウ・タン・タム

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 ヤンに言われると逆らえないような雰囲気のタム。仕方なく、三角座りから足を広げ、マッサージ機を受け入れる状態になっていた。  ヤンがタムの横に座り、股の間から振動を差し込むと、やっぱり体全体を揺らして反応していた。ヤンはタムの体が強く揺れ始めるとスイッチオフ、落ち着いたらまたオン、揺れ始めたらオン、オフ、オン、オフ……と繰り返した。  そうしていると、ついにタム自身もピーンといきり立った。周りは、めちゃくちゃでけーだの、黒いだの騒いでいたが、ヤンはタムが勃起した後もそのままオンオフを繰り返していた。    「ちょっ、ヤン、オレもうフル。フル勃起だってば… ちょ、やめてくれ」  タムが苦しそうにヤンに静止をお願いしていたが、ヤンは無言で、やはりオンオフを繰り返していた。タムはもう限界に達していた。  「や…… ヤン……… やめ……  っ!」  タムはそう言うと、びゅぅぅっと白い液体を出した。びゅぅぅぅぅぅぅっ、びゅぅぅぅぅっ、びゅぅぅっ、びゅぅっ、びゅっとリズムを刻みながら大量の精子を、自分の腹の上に出していた。  タムの体が黒かった為、その白はより綺麗に映えるように見えていた。  しばらく余韻を楽しんだ後、タムはふぅと息を整え、自分のお腹の上の汚れをティッシュで拭き取った。そして、電気マッサージ機を取り、智人を追いかけていた。  「次はお前の番だー!」  逃げ回る智人を捕まえた瞬間、玄関が開く音が聞こえた。  「ただいまー。タム帰ってるの? あらお友達?」  タムの母親が帰ってきたようで、部屋の外から声が聞こえていた。  「やばいやばい、早くみんな服着て!はやくはやく!」  タムが小声で促すと、3人はパパっと服を着て、部屋を出た。そして、お邪魔しましたーと言って、タムの家を後にした。    
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