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「クマだ!!」
「クマ?!」
「こんなところにクマが居るぞ!!」
「ええっ!!クマ・・・本当にクマだ!!」
「クマだぁーーーー!!」
「クマが出たぁーーーーー!!!!!」
突然の事だった。
何処にでもある普通の繁華街の中で、いきなり大きな巨大の獣がノッシノッシと歩いていたのを通行人が発見したとたん騒然となった。
「怖いよーーーー!!」
「坊や大丈夫よ!!私が付いてるから!!」
「しかし、この辺にクマが住む様な山は無いぞ?!」
「何でこんなところにクマが出没するんだ?!」
「あっ!!クマがこっちを振り向いた!!」
ノッシ、ノッシ、ノッシ、ノッシ、ノッシ、ノッシ、ノッシ、ノッシ・・・
「やばっ!!俺らクマに感づかれた!!」
「クマがこっちに向かってきたぞ!!」
「うわーーー!!僕はまだ死にたくなーーーーーい!!」
「クマに食われるーーーー!!」
「助けてぇーーー!!」
「助けてくれぇーーー!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!
住民達は血相を変えて、街の住民達に向かって駆け出してきた巨大なクマに仰天して一斉に必死に逃げ出した。
「くっ・・・来るなぁーーーー!!」
「止まるなーーー!!クマに食われるぞーーー!!」
「ハンターはまだか!!早く来て助けに来いハンター!!」
「ギャーーーー!!助けて〜〜〜〜!!」
街の人々は悲鳴をあげて、街の中を縦横無尽に駆けずり回る巨大なクマから死に物狂いに一斉に逃亡した。
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