僕の心を盗まないで

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なんとか仕事も終わり帰って来たが、今晩もあの光来るのかな?健司を呼ぼうかな?あ、だめだ健司は出張だった。 健司は僕の幼馴染だ、感情のない僕と唯一親友でいてくれる。 だから健司といると楽なんだ合わせなくていいから。 ああ、どうしよう!昨夜みたいに布団にもぐってやり過ごせばいい、そうしよう。 ベッドに横になっていると光は来なかったけどなんか変! なんか物語みたいなものが頭の中にどんどん入って来る、とても面白い僕はその物語の主人公の王様になっているんだ。 どんどん入って来る面白くて眠れなかった。 朝起きてもどんどん入って来る、僕も続きが知りたくて食事をするのも忘れてしまう。 今日、明日と会社は休みだからゆっくり続きを楽しむことができる。 こんな楽しい事は初めてだ。 どんどん物語が進むにつれて、なんか変な物語になってきた。 王様の僕が家臣の男を好きになるんだ!その男のことを思うと胸がくるしくなる。 これが愛なのか? 相手は男だぞ僕はゲイじゃない! そして愛し合うんだ。 それがとてもリアルなんだ実際に抱かれているみたいなんだ、好きな男に抱かれて気持ちよくていっちゃうんだ。 はっと気がつくと、現実の僕も悶え喘ぎ声を出している。 うそ〜!射精している。 信じられない!こんなこと誰にも言えない。 恥ずかしい〜
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