💐面接日和(火曜日)💐

1/4
35人が本棚に入れています
本棚に追加
/25ページ

💐面接日和(火曜日)💐

書類選考、不安だったけど… クリア出来て良かった! いよいよ、あたしが入りたい 商品企画開発部の部長と面接する日になって… 企画開発部の1室のドアを、ノックする。 ドアの向こうから 「どうぞ、お入りください。」 あたし 岬 耶麻柰 みさきやまな 「失礼します!」 深呼吸しながら、ドアを開けて中に入ると 奥の方で立って待っている部長がいたんだけど… 24cd842f-44d2-4da2-a3d4-f99252c11321 ちょっと、待って…この顔、目つき… すごく清潔感があるから 一瞬、分からなかったけど… こ、この男…まさか… あたし 岬 耶麻柰 みさきやまな 「し、失礼ですが… あなたは、霧崎 帝さん…ですか?」 男はニヤリと笑い、近づいてくる。 商品企画開発部部長 霧崎 帝 きりさきみかど 「嬉しいなぁ、僕の事… まだ、覚えていてくれたんだね?」 全身に鳥肌が立ち、鞄を落としてしまった… f686f52c-2856-46b8-8482-491d12f40a2d あたし 岬 耶麻柰 みさきやまな 「ゲッ…!?」 部屋から、出ようとしたけど すぐ、そこまで来ていた霧崎が ドアを押さえ、あたしと ドアの間に割って入ってきた! 商品企画開発部部長 霧崎 帝 きりさきみかど 「あれ、もしかして… 僕が面接官で部長だから驚いてる?」 上から顔を覗き込まれ、固唾を呑む… あたし 岬 耶麻柰 みさきやまな 「…っ」 部屋から出れないならと奥に逃げようとしたけど 抱き寄せられて、首筋の匂いを嗅がれ、キスされるっ
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!