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私服姿
霧崎 帝
きりさきみかど
「ふぬぬ…///」
(心:ああ、このツンデレで
簡単には抱かせてもらえない感覚
たまらないッ、ハァハァ…///)
返事が無くて振り向くと
霧崎の奴は、なぜか興奮していた。
あたし
岬 耶麻柰
みさきやまな
「変な奴…」
あたしは、食卓の椅子に座りながら
並べられた料理を見る。
私服姿
霧崎 帝
きりさきみかど
「ハァハァ…///
今日の夕食は白身魚のムニエルに
ライス、コーンポタージュ
デザートにプリンアラモードさ。」
わあ、すっご…普通に美味しそう!
あたし
岬 耶麻柰
みさきやまな
「霧崎のくせに、やるじゃん♪」
霧崎は、あたしの
向かい側に座ってきた。
私服姿
霧崎 帝
きりさきみかど
「味は保証するよ!
これでも、自炊は得意なのでね。」
あたしなんか、シュガーコーンフレークに
ミルクをかけた奴を朝食にするぐらい
料理しない人だから、こういうの…助かるかも。
あたし
岬 耶麻柰
みさきやまな
「てかさ、あんたが持ってきた
あの香水…絶対、ただの香水じゃないでしょ?
そうでもなければ、あたしが
あんたに…あんなこと…///」
霧崎は、ニヤニヤしてる…
私服姿
霧崎 帝
きりさきみかど
「さすがに、分かっちゃったか。
あれには…リリムローズの成分が入ってるんだ。」
リリムローズって、確か…
新種のネオンレッドのサキュバローズと
新種のネオンブルーのインキュバローズを
交配して作られた、強力な媚薬成分がある
ネオンパープルの薔薇だって
この前、ニュースでやってるのを見たけど
希少な薔薇で、超高価だったはず…
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