36人が本棚に入れています
本棚に追加
💐休日の夜(木曜)💐
ふ~ん…リビングには
テレビを置かない人なのね…
全面ガラス張りの裏庭あるから
自然のパノラマが広がってるし
小鳥のさえずりとか
虫の鳴き声とか聞こえるし…
こういう、のどかなところで
テレビを観るなんて、場違いかも?
まあ、人それぞれだけど。
少しして、脱衣所のドアが開き
あいつが出てきたんだけど…//
霧崎 帝
きりさきみかど
「体、鍛えてるって…言っただろ?」
う、うそ…確かに、すごくイイ体してる…
子供の頃は、ぽっちゃりしてて
みんなに、弄られてたのに…
昨日は、意識がはっきりしてなかったから
よく、見てなかったけど…こうしてみると//
あたし
岬 耶麻柰
みさきやまな
「す、すごい…//」
霧崎は、ゆっくり近づいてきて
開いた口が塞がらない、あたしの前まで来て
ぎゅっと、優しく抱き締められた//
霧崎 帝
きりさきみかど
「さて、このあとも…
楽しませてあげるね、やまな…//」
お風呂上がりだからか
シャボンの、いい匂いがして…
首筋にキスされて、
アゴの斜め下にも口づけられる//
あたし
岬 耶麻柰
みさきやまな
「ぁ、ちょ…//」
少しだけ、変な声を出してしまった…//
霧崎 帝
きりさきみかど
「すんどめ…今日はさせないからね…//」
耳元で囁かれ、ゾクゾクして
頬にキスされたあと、唇にしっとりキスされて
あたしは、目を閉じていた…//
最初のコメントを投稿しよう!