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商品企画開発部部長
霧崎 帝
きりさきみかど
「ねえ、試してみて良い…?」
っ!?
あたし
岬 耶麻柰
みさきやまな
「ば、バカっ!一応、まだ仕事中でしょう?
今、ここで…そんなことしないで!」
あたしは、近づいてきた霧崎の唇を
人差し指で、すんどめした。
プニッとした弾力がある…//
商品企画開発部部長
霧崎 帝
きりさきみかど
「ぐぬぬ…わ、分かったよ…//
ふう…それで、いつから出勤してくれるんだ?」
霧崎の腕から、解放された。
あたし
岬 耶麻柰
みさきやまな
「じゃあ…明日から
出勤させてもらうわね。」
乱れてしまった服を直しながら
霧崎を見上げる…
商品企画開発部部長
霧崎 帝
きりさきみかど
「よし、分かった!
あと…もう知ってると思うけど
この会社は、休日が多めにある。
それは、うちの商品が
飛ぶように売れてるからなんだ…
さっき、匂いを嗅いで…君がうちの
香水をつけてきてくれたの、分かったよ。」
いま、すごい人気が出てるのは知ってたけど
休みは多い方が、やっぱり良いものね。
あたし
岬 耶麻柰
みさきやまな
「確か、月、火、水、が営業日で
木、金、土、日、祝日は、お休みなのよね」
霧崎は、大きく頷く。
商品企画開発部部長
霧崎 帝
きりさきみかど
「さすが、よく分かってるじゃないか♪
休みが多いからか、社員達…新しい香水を
試作して、たくさん持って来てくれるから。
新商品は、つきないんだ。」
わあ…さすが、大企業ね。
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