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周りの社員さん達は、香水の話をしながら
その香水の成分や、色とか
新しいものを作り出すため
パソコン画面に向かい合いカタカタしてて
部長とあたしを見ているのは
あの、大人っぽい人だけ…
商品企画開発部部長
霧崎 帝
きりさきみかど
「おいで、ここが…君の席だよ。」
と、隣には霧崎の席があって
その前に、大人っぽい社員さんと
他の社員さんの机が横に並べられ
同じ数の席が、向かい合って並び
霧崎と、あたしの席の後ろに
ガラス張りの部屋があって…
そこで、香水が調香されてるようだった。
あたし
岬 耶麻柰
みさきやまな
「…まずは、作りたい香水の成分量を
パソコンで計算する感じですか?」
隣に座った、霧崎は頷いて
パソコンの成分表の作り方を、教えてくれつつ
また、頬にキスされる!
商品企画開発部部長
霧崎 帝
きりさきみかど
「ちゅ…くうッ…たまらない…//」
もう一度、頬やこめかみにキスされそうになり
あたしは、彼の唇に人差し指を添え、すんどめする。
あたし
岬 耶麻柰
みさきやまな
「ちゃ、ちゃんと
仕事を教えてください…//」
さすがに恥ずかしい…//
その時、あの大人っぽい社員さんが
あたしの横に立つ…
大人っぽい社員
「あんた、部長とどういう関係なの?!
アタシなんか、部長にキスされたこと
1度もないんだけど!
てか、触れられたことすらないのに!」
あたしは、霧崎に顔を向ける…//
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