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💐初出勤のお昼(水曜)💐
あたし
岬 耶麻柰
みさきやまな
「まわらない、お寿司が良い!」
霧崎に嫌がらせするつもりで
ニヤリと笑ったんだけど…
霧崎は、なんか嬉しそう
なんなのこいつ。
商品企画開発部部長
霧崎 帝
きりさきみかど
「いいね!さっそく行こう♪」
そのあと、会社を出て裏手の
高級寿司屋さんに連れていかれた。
あたし
岬 耶麻柰
みさきやまな
「ここ、ガチで高いところじゃ…」
本当に、回らない所に
連れてきてもらっちゃった…
商品企画開発部部長
霧崎 帝
きりさきみかど
「さあ、入ろうじゃないか!」
あたし達は、その高級寿司屋さんに入った。
大将
「いらっしゃいませぃ!」
あたし達は、寿司ネタが見える
カウンター席に、並んで座る。
あたし
岬 耶麻柰
みさきやまな
「わあ、美味しそう!」
商品企画開発部部長
霧崎 帝
きりさきみかど
「なにを握ってもらおうか?」
ん~…
あたし
岬 耶麻柰
みさきやまな
「悩むなあ…決まってるなら
お先にどうぞ。」
霧崎は、小さく笑んで
大将に顔を向けた。
商品企画開発部部長
霧崎 帝
きりさきみかど
「待ってたら
昼休憩が終わってしまうよ。
大将、おすすめの寿司ネタで
僕達に握ってくれないか?」
大将
「あいよ!」
あたし
岬 耶麻柰
みさきやまな
「ちょっと!勝手に決めないでよぉ!」
ムスッとしながら霧崎に顔を向けたら
鼻と鼻が触れあいそうな距離に
霧崎の精悍(せいかん)なお顔が…//
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