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集会が終わり、帰路につく 「あれ、蒼空こっちだっけ?」 「そだよ、一緒に帰ろ。」 「もちろん(笑」 海虎といると気が楽だ 「…蒼空?」 「……なんですか」 最悪だ 「…なんで辞めたんだよ、美奈が来たからか?」 あ〜〜、皆バカじゃないの? 「その名前、聞きたくないんだけど(笑」 「…お前が美奈になんかしたんじゃねーの?」 「違ッ」 「そんなわけねぇだろッ!」 アタシが言い終えるよりも先に海虎が叫んでいた 「テメェらの蒼空への信用はそんなモンだったのかよ!」 「…そんなモンだよ、海虎」 「なッ…」 「だってフツーにおかしいじゃん?(笑  美奈ちゃんが来てから。すっごくしんどい思いしたし、いっぱい泣いた。  でも、伊織しか気づいてくれなくってさ、  アタシどんな気持ちだったと思う?」 「それはッ…」 「周りに沢山の人がいるアンタにはわかんないよね、  だからアタシはアソコを抜けるし、戻らない。  アタシの居場所はアソコじゃないから。」 「…だってよ?」 「でも、美奈は…」 「まだ庇うの?(笑  話した意味もなかったね、さよならもう金輪際かかわらないで  行こ、海虎。」 「おぉ。」 アイツに背を向けて歩く。 振り返ると悲しそうな顔をしていた。 「…。」 慣れなきゃ _____________________________ 「家ついたよ〜蒼空〜。」 「あ、ぼーっとしてたwゴメンw」 「じゃ、俺は帰r((」 「行かないでッ」 「へ?」 「…一人にしないで…」 「…上がってもいいけどさ、親とか…」 「おかーさん、どーせ家居ないから」 「は?」 「どーせ、新しい(オトコ)といるよ」 「…そっか、じゃあ、上がってく。」 「泊まっていってもいいよ。」 「え?w期待していいってこと?ww」 「そーゆーこと」 「じゃ、お邪魔しまーす(笑」 「ありがと、」 アタシ、最低だよ やってることは伊久美よりも酷い筈なのに 全然罪悪感ないやw _____________________________ 眠っている海虎に囁く 「海虎だけは裏切らないでね」 初めては伊久美とって決めてたはずなのにw
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