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「 うわ ... こりゃひっでぇな ... 」 「 しかも犯人は実の息子だって ? 」 「 えぇ、目撃者によると 。 」 「 ほんとおっかねぇな 」 「 最近の餓鬼は 」 「 あ !!! 警部居ました !!! 」 「 よし !!! 」 " 捕まえろ !!! " ・ 〚 4月 〛 「 ___以上を持ちまして、第75回入学式を終了します 」 「 この後新入生は各自教室に_____ 」 風雅「 ... よし ! このくらいの場所に貼っとけば背が高い人でも見れるよね ! 」 風雅「 後は一階廊下と中央広場の掲示板 ... 」 ドンッ 風雅「 わッ !?!? 」 「 あ" ? 何ぶつかってんだよ 」 風雅「 す、すいませんッ !!! 」 「 あ、御前夜月風雅じゃん、吹奏楽の 」 「 嘘、まだあったんだ吹奏楽って w 」 「 とっくに潰れたと思ってた w 」 風雅「 ッ ... 」 スッ ... 紅野「 ん、落としただろ 」 風雅「 紅野先生 ... !? 」 紅野「 ... 吹奏楽の勧誘ポスターか 」 風雅「 はい ... 今年新入部員が入らないと、廃部になっちゃうんです 」 紅野「 そういや今吹奏楽って御前1人だったな 」 風雅「 はい 」 紅野「 ... 実はな、此処の吹奏楽、俺の親友が創ったんだ 」 風雅「 え、そうなんですか !? 」 紅野「 嗚呼 」 紅野「 親友が創った思い出のある部活だ、俺も潰したくはない 」 紅野「 頑張れよ、いい奴が入るといいな 」 風雅「 ... はい ... ! 」 風雅「 ... 」 風雅( 新入部員 ... か ) ・ 「 以上でオリエンテーションを終わります 。 明日は _____ 」 「 おい、あれ ... やっぱそうだよな ? 」 「 嗚呼 ... 冗談だろ ... 」 「 あれって ... 北中の神楽狼架 ... !? 」 「 え、神楽ってあの !? 」 「おい静かにしろ ! 聞こえる ! 」 「 去年警察沙汰の事件まで起こした奴だろ ? 」 「 同じクラスとか勘弁してくれよ ... 」 狼架「 .... 」 ・ " 廃部 いい加減諦めろ莫迦 w " 風雅「 ... ふぅ ... 」 ガチャッ 「 おいそっちじゃねぇっつーの !! 」 「 え、これBL本じゃん !? 」 「 まじじゃん、きっも - w 」 「 ぶっ壊せ - !!! 」 「 ちっ、このバット使えねぇな 」 「 ... あっれ ~ 、夜月ちゃんじゃ - ん ! 」 「 また来たの ~ ? 此処"俺等の"オアシスなんだけど ? 」 「 さっさと出ていってくれない ? w 」 風雅「 こ、此処は吹奏楽部の部室で ... !!! 君達のオアシスなんかじゃ ... !!! 」 「 え - 何、聞こえな - い w 」 風雅「 そッ ... 」 風雅「 そろそろ出ていってくれんか ... ッ 」 風雅「 今日から新入生も見学に来るんだッ ... 」 風雅「 部がこんな状態じゃッ ... 」 「 部って此れのこと - ? w 」 ゴンゴンッ 風雅「 ッ !?!? 」 風雅「 楽器に触んじゃねぇ !!! 」 「 ... は ? 」 風雅「 あッ ... 」 ドンッ 「 何、随分偉そうじゃん 」 「 誰からも相手にされない地味な奴が俺達に口出ししないでくれる ? w 」 「 見ろよ、此奴ポスターなんか作ってやがるぜ 」 「 皆で楽しく演奏しよう ! だってさ w 」 「 うける - w 」 「 部室こんなぼろぼろになっても教師にすら気づかれない部だってのにな 」 「 つまりは 」 「 あってもなくても同じってことだろ ? 」 「 御前みたいに w 」 風雅「 ... 」 「 もう廃部同然なんだから、そろそろ諦めろっつ - の w 」 「 此処は俺達がちゃんと使ってやっからよ - w 」 風雅「 ... そんなことはさせないッ !!! 」 「 あ" ? 」 風雅「 部は潰させないッ ... センパイ達と約束したんだッ ... 」 「 あっそ 」 ダンッ 風雅「 !?!? 」 「 だったら俺達が二度と楽器弾けねぇようにしてやるよ 」 ブンッ 風雅「 !!! や、やめッ ... 」 ヒュッ ゴッッ 「 がっ .... 」 「 て、手前 !!! いきなり何しやがる !!!! 」 風雅「 だ、誰ッ ... !? 」 狼架「 .... ( 殺気 ) 」 「 御前ッ !!! 」 風雅( 悪そう - !!!! ) 「 手前今日入った一年か !!! いい度胸してるじゃ_____ 」 「 辞めとけッ !!! 」 「 あ" ? なんでだよ ? 」 「 彼奴ッ ... 」 「 北中の神楽狼架だッ ... ! 」 風雅「 !?!? 」 風雅( き、北中の神楽狼架って ... ) 風雅( 去年警察沙汰の事件起こした人ッ !?!? ) 狼架「 ... おい手前等 」 「 ひっ ... 」 狼架「 俺の道を塞ぐんじゃねぇよ、失せろ 」 「 俺の道ってッ ... 」 「 いいから行くぞッ !!! 」 狼架「 ... さっさと ... 」 狼架「 どけっつってんだよ !!!! 」 ドゴッ ドシャッ 風雅( ひ ... ) 風雅( 酷いッ ... ) 狼架「 おい 」 風雅「 ひゃいッ !?!? 」 狼架「 スッ ... 」 風雅( な、殴られるッ !?!? ) 狼架「 ... 俺は其処に用あんだよ、どけ 」 風雅「 ... え 」 風雅「 よ、用って ... あの ... 此処は ... 」 狼架「 あ" ? つべこべ云ってんじゃねぇ 」 狼架「 それとも御前も蹴散らされてぇのか ? 」 風雅( ひぃッ !!! ) 「 おいこら狼架ッ !!!! 」 狼架「 あ、兎衣ちゃん 」 兎衣「 ったく ... 入学早々何やってんだ手前は 」 兎衣「 喧嘩はもうしねぇんじゃなかったのか 」 狼架「 阿呆か、喧嘩なんかしてねぇっつ - の 」 狼架「 俺はこのもやし野郎を扶けてやっただけだっつ - の 」 風雅( あれ扶けてくれてたんだ ... !? ) 兎衣「 ほんとかよ ? ったく ... 」 兎衣「 え - と、センパイ ? は_____ 」 風雅「 あ、俺はこの吹奏楽部の部長で ... 」 狼架「 あ" ? 手前が ? 」 狼架「 ... なんッでイケメンじゃねぇんだよッ !!! 」 風雅( ... 否其処ッ !?!? ) 風雅( 待て待て待て、この人男だよね !?!? ) 兎衣「 絡むなよ莫迦 」 狼架「 ちっ ... ッたく、しょうがねぇな ... 」 狼架「 ん 」 風雅「 えッ !?!? 」 風雅「 ちょ、あの、此処は部室ッ ... 」 狼架「 わ - ってるわ 」 ズンズンッ 風雅「 ... は 」 狼架「 俺 」 狼架「 吹奏楽部入るから 」 ______________________________ この通り、一話一話が長めです 許してください 。(_ _) NEXT↪
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