♯ 45

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... カッッッ ☀ ジーワジーワ ... ミーンミンッッ 燈矢「 あ"つ"い" ... 」 狼架「 おいこら燈矢 !!!! 扇風機独り占めすんな !!!! 💢 」 兎衣「 こっち全然風こないんだけど 」 詩「 本格的な夏になってきたねー 」 氷斗「 燈矢暑いの駄目なんだー 」 伊那「 否、燈矢は暑がりで寒がり 」 狼架「 おまけに朝も弱い 」 氷斗「 うわめんどくさっ 」 燈矢「 うるせぇな 💢 」 魁里「 一寸 !!! いつまでも寝そべってないで練習始めるよ !!!! 」 燈矢「 パポコ食べたい ... 」 魁里「 な、なにそれ ... ? 」 風雅「 七瀬、そろそろパート練習と合奏始めたいと思うんだけど 」 魁里「 そうですね 」 魁里「 えーと、羽山と羅夢が一緒に練習してもらって 」 羅夢「 宜しくな伊那っ !!! 」 伊那「 よろー 」 魁里「 で、泉センパイと曉が一緒に 」 詩「 えっへへー、よろしくねひょーとセンパイっっ ♥( ブンブンッ 」 氷斗「 はいはい宜しくな 」 氷斗( 詩 ... 懐っこくて可愛いんだけど ... イマイチ何考えてるか     判んねーんだよなぁ ... ) 氷斗( まーいーけど ) 詩「 ひょーとセンパイ吹けるようになったー ? 」 氷斗「 まだ全然 」 詩「 俺も俺もー !!! 」 魁里「 で、神楽と宵宮、夜月センパイと一ノ瀬ね 」 狼架「 よし兎衣ちゃん、練習しようぜ 」 兎衣「 おっけー 」 兎衣「 あ、冷えピタあるけど貼る ? 」 狼架「 神かよ 」 燈矢「 あ、それ俺にもくれィ 」 兎衣「 御前にはやらん 」 燈矢「 あ" ? 💢 」 魁里「 僕は個人練終わったら教える側に回りますね 」 風雅「 ! ありがとう助かるよ ! 」 風雅( ... うーん、七瀬1人の負担が大きいなぁ ... ) 風雅( 誰か他に全体見てくれる人居ればいいんだけど ... 否居るには居るけど ... ) 風雅( 八神は曉で精一杯だし ... 神楽と宵宮は口下手すぎて教えるのには     向いてないから ... となると ... ) 風雅( ... 花咲先生 ... ) 風雅「 ___ ... 」 燈矢「 おいぶちょー、さっさとやるぞ 」 風雅「 あ、うん 」 燈矢「 くそ、あっちぃ 💢 」 ジ-ワジワッ ~ ♪ 氷斗( ___ う、嘘だろ ... ) 氷斗「 ~ ♪ 」 詩「 ... ~ ♫ 」 氷斗( 詩 ... リズム感悪っ !!!! ) 氷斗( 先刻から全然合ってないけどまさか気づいてもない !? ) 氷斗( てか俺も詩に引っ張られて何が正しいリズムか判んなくなってきた ... ) 氷斗( 七瀬ヘルプっ ... ) 氷斗「 バッ 」 魁里「 ... 」 氷斗( あ ... 既に絶望してる ... ) 魁里( 曉、木漏れ日の時は其処まで難しいリズムがなかったから     なんとかなってたけど、これは ... ) 魁里「 取り敢えず最初からもう一度じっくりやりましょう 」 氷斗「 七瀬 ... ✨ 」 風雅「 皆っ、そろそろ8時になるから片付けて ! 」 風雅「 楽器屋さん行く準備っ !!! 」 「「「 うぃーっす 」」」 ・ 燈矢「 あ"ーっ、パポコうめぇーっ 」 狼架「 パラム染み渡るわ ... 」 兎衣「 カリカリ君最高 ... 」 魁里( パポコって此れのことだったのか ... ) 魁里「 ジッ ... 」 燈矢「 ... あー、手前食ったことないんだっけ( ガサッ 」 燈矢「 パキッ 」 燈矢「 ん 」 魁里「 ! 」 魁里「 えっ、ちょっ 」 燈矢「 食ってみて気に入らなかったら残り俺貰うから寄越せィ 」 魁里「 の、残りって ... !!! 」 魁里「 ... パクッ 」 燈矢「 つか俺神楽吹けねぇとこばっかでさァ 」 兎衣「 俺も、タンギングとスタッカートのダブルむずくね ? 」 燈矢「 後転調な 」 伊那「 なんか今学校とばーちゃん家で練習してるけど、コツ掴めそーって時に     タイムリミットで 」 伊那「 次の日になったらまた判んなくなるよねぇ 」 「「「 それなぁ 」」」 伊那「 もっとがっつり練習出来ないかなぁ ... 」 風雅「 あ ... じゃあもう少しで夏休みだし、皆で合宿とかやる ? 」 ((( 合宿 ))) 詩「 合宿 !!!! やる !!!!! やりたいっっ !!!!! 」 羅夢「 楽しそー !!!!! 」 風雅「 あっ、でもっ 」 風雅「 うちは部費とか殆どないから、合宿代自己負担になっちゃうけど ... 」 詩「 え" 」 魁里「 どのくらいかかりますか ? 」 風雅「 うーん、何処でやるかによるけど ... 」 「「「 ... 」」」 狼架「 俺金ない !!!! 」 「「「 ! 」」」 伊那「 じゃあ学校でやればいいんじゃない ? 」 詩「 学校かぁ ...( シュンッ 」 羅夢「 でもまー仕方ねぇか 」 風雅「 そうだね、それが1番現実的かも 」 氷斗「 ちょーっと待った !!!!! 」 風雅「 え、泉 ? 」 氷斗「 学校なんてテンション上がんねぇだろ !!!!! 風呂もねーし !!!! 」 風雅「 否そうは云っても ... 」 氷斗「 俺親戚のおじさんが民宿やってるから、超格安で借りれないか     きーてみる !!!! 」 詩「 えっ、ほんと !?!? ✨ 」 羅夢「 がち !?!? ✨ 」 風雅「 や、でもそんな夏休みのシーズン逆に迷惑なんじゃ ... 」 氷斗「 大丈夫 ! おじさんには色々と貸しがあるから 」 氷斗「 民宿で送迎のバスも出してるから楽器運搬もいけるし 」 氷斗「 交渉して普段の皆のご飯代くらいで住むようにしてやる !!!! 」 詩「 うおおおっひょーと兄さんっ !!!! ✨ 」 羅夢「 すげぇ女神かっ !?!?!? 」 伊那「 良かったねぇ 」 燈矢「 餓鬼だなァ手前等 」 羅夢「 う、煩いっ !!!! 」 風雅「 ちょ、流石に其処までしてもらう訳にはいかないよっ !! 」 氷斗「 立っているものは親でも使えって云うだろ !! 遠慮しない !! 」 氷斗「 でも万が一駄目だったらごめん !!!!( ドーンッ 」 風雅「 ... ふはっ 」 風雅「 否全然、ありがとう 」 氷斗「 ... フッ 」 氷斗「 後はあんた学校の許可取んのとか宜しく !! 」 風雅「 ... 」 風雅「 ___ うん、大丈夫 」 風雅( ずっと先生のことが苦手だった ) 風雅( いつも心の底を見透かされてるような気がして ) 風雅( そしていつも ) 風雅( 本当のことしか云わないから ) 風雅( でも ) 風雅( もう大丈夫だ ) ・ 風雅「 ___ という訳で 」 風雅「 合宿の許可頂きたいんですけど 」 悠「 頂きたいんですけどって御前ね ... 」 悠「 俺に迷惑かけないとか云って、合宿て 」 悠「 勘弁しろよめんどくせぇな 」 風雅「 ... 」 風雅「 先生はやっぱりやる気ないですか 」 悠「 答えるまでもないだろ 」 風雅「 そうですか 」 風雅「 だったら ___ 」 風雅「 ___ 顧問辞めてください 」 悠「 ... !? 」 風雅「 俺達本気で全国目指すことにしたので、やる気ない顧問じゃ困るんです 」 風雅「 力を貸してくれる他の先生に変わってください 」 風雅「 それすら面倒なら、俺が自分で校長になり教頭になり直談判するので 」 悠「 だーっ、おい一寸っ 」 悠「 待っ ...( ガッ 」 風雅「 ... 」 悠「 ! 」 悠「 ... ぶっ 」 悠「 ~ くくっ ... 」 悠「 あっっはははははっっっ !!!!( ドカッ 」 風雅「 ビックゥッ 」 悠「 あーっはっは、御前なんだよそれっ、顧問クビにするとかっ ... w 」 悠「 あははっ、まさか御前にそんなこと云われるとは想定外だったわー w 」 風雅「 ... 」 風雅( 爆笑 ... ) 風雅「 あの ... 俺は本気で ... 」 悠「 判ってる判ってる !!! 合宿な !!! いいぞ行こう !!! 」 風雅「 え" 」 悠「 まー俺も顧問クビとか上から怒られそーで余計めんどくせーし 」 悠「 それに( スッ 」 悠「 御前等おもしれぇわ !!!( ニコッ 」 風雅「 ... は ? 」 悠「 つー訳でクビは勘弁なー( ポンッ 」 風雅「 ... はぁ ... ? 」 悠「 はーおもしれ w( スタスタ 」 風雅( ... 全く意味が判らない ... ) 風雅「 何なんだあの人 ... 」 ___ 氷斗「 民宿おじさんのおっけー貰えたよー 」 詩「 っしゃー !!!!! 」 羅夢「 合宿っ !!!! 」 そして ___ 熱い、夏休みが始まる ___ 。 NEXT ↪
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