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氷河期が来る
以前『デイ・アフター・トゥモロー』という映画を観た。 (2004年製作)
地球温暖化により、南極大陸の棚氷が融け始めた。
棚氷の調査中にその光景を見た気象学者は、それが将来的に氷河期を引き起こす可能性を考え、危機を訴えたが、実感のなさから、相手にされなかった。
しかし、その数日後から世界各地で異常気象が頻発し始めた。
東京ではハンドボールサイズの巨大な雹が降り注ぎ、ロサンゼルスは巨大な竜巻によって壊滅し、イギリスではスーパー・フリーズ現象によってオイルが凍結してイギリス軍のヘリコプターが墜落した。
ニューヨークには豪雨と巨大な高潮が押し寄せた。
そして、将来的に起こるはずだった氷河期が現代に到来するのであった……
映画を見てから、温暖化、異常気象の後には氷河期が……と脳に刷り込まれていた。(なぜかは理解できなかったが)
異常気象は年々現実のものになってきている。
線状降水帯、森林火災、雹も降る。
が……氷河期は?
この映画の興行収入は全世界では5億4,400万ドルに達した。
映画制作に伴って排出したと考えられる二酸化炭素を吸収させるために、植林を行う資金として20万ドルを拠出した。
二酸化炭素……嫌われもの。
しかし、人類が二酸化炭素を増加させてこなかったら?
氷河期に突入していたのかもしれない?
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