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陸「朝陽、医務室着いたから起きて〜。」
「ん"〜……」
陸「朝陽……俺部屋帰れないって。離して。」
「ん……やだ……行かないで。」
陸「あ!ちょっ……裾から手離せって。」
「おやすみ……陸。」
陸「も〜……横失礼するよ?おやすみ、朝陽。」
「朝陽〜起きて〜。朝だよ〜?」
「ん゙ぅ……?」
ぼやける目を擦りながら上半身を起こす。
「……陸か?おはよ……」
陸「おはよう。ちゃんと眠れた?」
「眠れたけど……なんでいるんだ?」
俺もだろうが、いつもの見た目とは寝癖が目立っている。それに、1人用ベットに男が2人も寝転がるのは正直狭い。今は2人で向かい合っているからまだいいが……。
陸「はぁ?覚えてねぇの?俺帰さなかったのお前じゃん。」
「ん〜?そんなこと言われても覚えてないからな。俺なんかしたか?」
陸「あぁ。まぁ、な。」
「んだよそれ〜。ま、いいや。そうだ、鏡持ってない?今日寝癖酷い日だわ。」
陸「どんな日だよ……はいこれ、好きに使って。」
「お!ありがと!助かる〜。……よっと。今日も綺麗に晴れたな!カーテン閉めるね。」
陸「わかったけど……もう歩いても平気なのか?」
「ん?痛いに決まってるだろ?てか昨日より痛いや。なんかズキズキする?って感じ。」
陸「それ駄目じゃね?って……朝陽、ここ座って。」
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