1人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
1960年の彼女
1960年
私は彼女の異変に気づいたのでした。
まるで少女のような・・そう思春期を迎えたように落ち着かないのです。
「あのぉ〜今日もお出かけなのぉ〜ギッテ?」
彼女には私の言葉も届いていません。
それにはデートにしてはラフな服装でした。
「そうそうクレア今日も帰りは午後10時を過ぎると思うの・・先に寝ててくださいなぁ」
ギッテの・・あの顔はきっと恋をしている顔と私は思ったのです。
最初のコメントを投稿しよう!