予想外な助っ人

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『「うわあああぁうち!!」』 チイチイ弟に敗れるフットとトーマ。 巨大な体で地面に倒れたので人が下敷きになってやいないか心配だが住民はメイド隊らが避難させてくれたのが救いだ。 『人が潰れてたら戦うどころじゃなかったからな』 「しかししかし暴走したチイチイ弟には手がつけられない。なんてたってあのチイチイママの弟だからな…」 とトーマにフット。 「あんさんらの力はその程度のもんなんか?偉そうにしゃしゃり出てくるんや無いわ!」 チイチイ弟にトドメを刺されそうになる二人。 その時その時空から彗星のような光輝く物体が降って来た。 「なんだなんだ!?」 そしてそしてそいつは地に舞い降りる。 「「執事長!」」「おっさん!」 とチイチイ弟達。 長い銀髪に白い紳士服の美青年。 それはそれは白馬の貴公子ノフィンだった。 「フットにトーマ君下がっていなさい後は僕にまかせろ!」 「「ありがとうございますありがとうございます」」 フットにトーマは引き下がる。 「くそおノフィンが出てきおったか!しかししかし超人類に変形したワイには勝てんわ!」 「それはどうかなどうかな?」 ノフィンは細身の剣を構える。 「行くでええええぇ!!浪速サイクロン!!」 竜巻を巻き起こしたチイチイ弟。 「薔薇の庭園!!」 ノフィンはバリアでそれを無効化した。 「なんやてなんやて!?」 「今の僕はいつものように甘くない。手加減は抜きでいくよ」 ノフィンは剣を矢継ぎ早に放った。 「ぐわああああぁ!!」 ぶっ倒れるチイチイ弟。
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