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(そうやノフィンは女の子に弱いんやったな)
そう思いチイチイ弟は作戦に出た。
「ノフィンこの体でワイと戦って良えんか?女の子が下敷きになってるのかもしれんのやで?」
「大丈夫だみんなメイド隊員が避難させてくれたのは知ってるからね」
そう言ってノフィンはトドメを刺そうとした。
「君を倒すのは惜しいが街の平和の為だからね。これで終わりにさせてもらうよ」
「ここが我が死場所かぁ…!」
チイチイ弟は死を悟った。
ノフィンは最後の一撃を加えようとするがその手首を掴まれる。
「な、なんだ!?君はチイチイ!」
「ね、姉ちゃん!」
なんとノフィンの手首を掴んだのはチイチイだった。
「あんさんウチの弟になにしてくれよんや?」
チイチイは美少女だが巨大化してるのもありいつにもなく凄みがあった。
「君はチイチイ!これはこれは街の平和の為でそしてそして君だってチイチイ弟を止めたいんだろ?」
「しかししかしチイチイ弟にトドメを刺そうとするなや!そしてそしてウチはチイチイ弟の味方やーーー!!」
チイチイはノフィンをぶっ飛ばしてしまう。
ノフィンは地に崩れ落ちた。
「チイチイ弟無事か!?」
チイチイが駆け寄る。
「お姉ちゃんどうして…」
チイチイ弟は助けに来たチイチイを見上げる。
「弟を助けるのが姉の使命やろ?」
「姉ちゃん…」
チイチイ弟は涙ぐむ。
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