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【歴女アリスの戦遊記】
まずは『歴女アリスの戦遊記』という作品から
これは梅原が小説を執筆するきっかけとなった思い出の作品です
作品第一号なんです
この作品は、歴女であった我が子が教室内での自分の立ち位置に悩んでいたので、励ましのつもりで書きました
あらすじは
主人公は歴女でクラスでの自分の立ち位置に悩む小学5年生のアリス
ある日タイムスリップして戦国時代へ来てしまいます
日舞で磨いた技が買われて旅芸人一座になり、一座と過ごす中でアリスは仲間の素晴らしさを知ります
しかしその仲間に裏切らますが、やはり助けてくれたのも仲間でした
自分らしく生きていれば、いつかその姿を見て仲間が声をかけてくれる
だからあなたはあなたらしく生きていればいいのだよ
という梅原のメッセージを込めています
梅原の子は、「女子の仲良し二人組」「トイレも一緒に行く」ことの意味が分からない、なので意識的に友達を作るタイプではありませんでした
しかし高学年になるつれて自分を客観視できるようになり「自分はこのままでいいのか」「一人は平気だけど、周囲は私のことをどう思っているのか」と不安になったそうです
親なりのアドバイスをしてもうまく伝わらず、梅原もものすごく悩み、時には一緒に泣いてしまうこともありました
もともと本が大好きな子です
それならメッセージを込めた物語を作って、それを読んでもらおうと考えたんです
そして執筆がはじまりました
P30にアリスと千代との会話があります
ここは梅原と子どもの実際のやり取り場面です
子どもの性格や悩みによって答えは変わってきますが、うちの子には
「そのままでいいんだよ」
という声かけが一番合っていました
作品の最後で、隠れ歴女に声をかけてもらい友達になれた
というのも実際のストーリーです
最近の子どもの様子はというと
「私には親友が2人しかいない」
と言っています
2人も親友がいるなんて素敵だよ
と梅原は思います
そして、このころに知ったのがネットの小説のサイトです
素人でも自由に書けて公開ができるなんてすごいと感動しました
アリスを書いて執筆の楽しさに気が付き、それからエブリスタで作品を投稿してゆくことになりました
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