2.Guys

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「マジ可愛いな」 「サッちゃん、お人形さんみたいだな」 「やべぇ、サナと俺の子供が女の子だったら、コレ生まれてくんじゃね?」 「「「作るなっ!」」」 「なぁシグレー、それくれよー。俺も待ち受けにしてぇ」 「やらねぇ、てめぇには、死んでもやらねぇ」 まだ、サナの目がキラキラしてる、俺はこんなサナしか知らない。 さっきの、光をなくしたような目をしたサナを、俺は知らずに過ごしていた。 一体、なにがあった? なにがサナを、そんな風にした? 今度こそ、ずっと傍にいるから、俺にチャンスをくれないか? 「写真くれねぇなら、本物作る」 「・・・わーったよ、めんどくせぇ男だなぁっ」 「でも、そのうち、欲しい。」 「だから今、送ったって」 「違ぇよ、サナと俺の子。だから諦めねぇ、よろしくな、お義兄さん」 ジョーダン…じゃねぇか。 タクマが、細心の注意を払ってる事ぐらい、知ってる。 ゴムは毎回持参した物を使うし、ゴムを着けてても、中では出さない。 それでも100%じゃねぇだろうけど、確率はかなり下がる。 タクマが、子供が欲しいなんて思ってる、なんてのも初耳だ。 そんだけサナを……。
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