2.Guys

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愛撫もそこそこに、後から突かれ「ぁあ、いいぃっ」なんて言って、喘ぎまくってるけど、俺のナニは萎えてくる。 突っ込んだはいいが、イケる気がしねぇ。 サナは、俺以外ともヤってんだろうか……。 イラだちを抑えるためにヤってる事が、どんどん自分を追い込んでいく。 知らねぇ女とヤリながら、途中からは、サナを抱いてる時の事を思う。 するとモノは復活し、女は自分で俺が良くなったと勘違いして、上機嫌で、また喘ぐ。 もー、やめよう。 時間も気力も、体力も無駄だ。 つうか、こんなつまんねぇ事してたんだな、俺。 もう既に俺は、どっぷりサナに嵌っていた。 最初の頃より慣れたサナ。 それは俺が、そうした。と思う。 声も表情も、最初の時より艶っぽくなり、慣れてなかった時も、今も変わらず俺を狂わせる。 感じながら呼ぶ俺の名前。 もっともっと呼んで欲しい。俺だけを。 あんなに、じっくりたっぷり時間を掛けて、愛撫した女はサナだけだった。 サナの声を聞いていたい、名前を呼んで欲しい、俺がサナを乱してぇ、俺以外とはデキないようにしてぇ。 そんな欲望と、サナを味わい尽くしたい、っていう思いが愛撫の時間に比例した。 俺は、サナがーー本気で好きなんだ。
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