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…………俺はどこにいる……?
何も見えない………何も見たくない……
俺は……一体…どこにいる……?
…瞳の奥の奥で───
この胸の奥の奥で───
小さく疼き、小さく鼓動して───
大きく波打つ岸辺の先の壮大で広い──
そう……とても広い岸辺の先の海のように拍動する「命のリズム」を奏でるみたいに───俺の胸に「心」が鼓動させ、拍動させて、「幾つもの御霊の記憶」を対岸に打ちつける………。
この目に見えたのは「絶望」の色彩で彩られ、堕天使達は陽気に「滅び」の音符をラッパを奏でて、煉獄の祈りの謳を謳う。
陽気な歌声はリズムを遅く早く、そして激しくして、陸を賛美の赤へと染めて───
空を永久の夜へと変え、御霊の大群を黒へ染め上げた。
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